横浜ダイヤモンド地下街なぜ改名?統合の真相と2026年最新フロア事情
横浜駅西口の足元に広がる巨大なショッピング空間「ダイヤモンド地下街」。かつて横浜市民や通勤・通学客から「ダイヤモンド」「ザ・ダイヤモンド」の愛称で親しまれたこの場所は、現在「相鉄ジョイナス」の一部として賑わいを見せています。地元民にとってはあまりにも馴染み深い名前だっただけに、「いつの間にか名前が変わっていた」「なぜジョイナスと一緒になったのか」と疑問を抱く方も少なくありません。
日本有数の巨大ターミナル・横浜駅において、半世紀以上にわたり買い物の拠点となってきた地下街は、どのような経緯でリニューアルを遂げたのでしょうか。本稿では、地下街の統合・改名に隠された歴史の真相から、2026年最新のフロア構成、注目のグルメスポット、そして迷わず行けるアクセス術まで徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:かつての「横浜ダイヤモンド地下街」は、利便性向上とブランド統一を目的に2015年12月に「相鉄ジョイナス」へ統合・改名された。
- 要点2:1964年の開業から続く歴史を受け継ぎつつ、現在は食品ゾーン「ダイヤキッチン」や充実のレストラン街として大きく進化。
- 要点3:2026年現在も西口再開発と連動しながら、東口「横浜ポルタ」と双璧をなす横浜駅屈指の地下商業拠点として機能している。
【名前変更の真相】横浜ダイヤモンド地下街が「相鉄ジョイナス」に統合された理由
長年親しまれてきた「ダイヤモンド地下街」という名称が見直された最大の理由は、地上商業施設「相鉄ジョイナス」との一体化による利便性とブランド価値の向上にあります。
かつて横浜駅西口地下街は「株式会社横浜地下街(のちの相鉄リテールサービス)」が運営する「ザ・ダイヤモンド」、地上の駅ビルは相模鉄道直営の「相鉄ジョイナス」と、同一グループ内でありながら管理・運営体制が分かれていました。これにより、同じ西口駅前エリアに隣接していながら、フロア案内やポイントサービス、イベント施策が別々に運用されるという構造的な非効率が生じていたのです。
相鉄グループは2010年代に入り、地下街の大規模リニューアルプロジェクトを始動。2013年から段階的なフロア改装を進め、2015年12月1日をもって「ザ・ダイヤモンド」の名称を廃止し、地上・地下を統合した一大商業施設「相鉄ジョイナス」へと一本化しました。この統合により、延床面積約13万5,000平方メートル、店舗数300以上を誇る国内最大級の駅商業施設が誕生しました。施設名称は変わったものの、かつての地下街エリアは現在もジョイナスのB1F・B2Fとして熱気あふれる営業を続けています。
半世紀を超える歩み|相模鉄道による横浜駅西口開発と「ザ・ダイヤモンド」の歴史
横浜ダイヤモンド地下街の誕生は、高度経済成長期の熱気に包まれた1964年12月にまで遡ります。同年の東京オリンピック開催や東海道新幹線の開通に合わせ、戦後の湿地帯から急速な発展を遂げていた横浜駅西口のインフラ整備の一環として建設されました。
当時、相模鉄道が社運を賭けて推進した「横浜駅西口開発」は、私鉄主導の都市開発として全国から大きな注目を集めました。開業当初は「横浜地下街」と名付けられ、日本で3番目に誕生した本格的地下街として話題を呼びます。その後、公募によって決定したシンボルマークのダイヤモンドにちなみ、「ダイヤモンド地下街」「ザ・ダイヤモンド」へと改称され、市民の生活拠点として定着していきました。
昭和から平成にかけて、地下街は単なるショッピング街にとどまらず、天候に左右されない歩行者専用通路として、西口バスターミナルや各鉄道線へのスムーズな連絡導線を形成してきました。その歴史的役割は、現在のジョイナス地下フロアにも脈々と受け継がれています。
【2026年最新フロアマップ解説】旧ダイヤモンド地下街の現在地とエリア別特徴
現在のジョイナス地下エリアは、旧ダイヤモンド地下街の構造を活かしつつ、明快なゾーン分けが施されています。初めて訪れる方や久しぶりに足を運ぶ方は、以下の位置関係を把握しておくとスムーズです。
地下1階(B1F)は、駅改札口から直結するメインフロアです。中央通りを中心に、ファッション、コスメ、生活雑貨の旗艦店が並びます。特に旧ダイヤモンド地下街の中核エリアだったゾーンには、美と健康をテーマにしたドラッグストアやライフスタイルショップが集約され、日々の買い回りに最適な設計となっています。
一方、地下2階(B2F)は、多彩な飲食店が集まる一大グルメゾーン「ジョイナスダイニング」が広がります。和食、洋食、中華、アジア料理からカフェまで、日常のランチ需要から仕事帰りのディナーまで対応する幅広いラインナップが特徴です。通路の幅もゆったりと再整備され、ベビーカーや車椅子でも快適に回遊できるようバリアフリー化が徹底されています。
絶品グルメ&ショッピング|ダイヤキッチンの人気店から地下街レストランまで
旧ダイヤモンド地下街の面影を今なお色濃く残し、グルメファンを惹きつけてやまないのが、地下1階に位置する食品専門ゾーン「ダイヤキッチン」です。
「ダイヤモンド」の名を冠したこのゾーンは、デパ地下に匹敵する充実度を誇ります。日常の食卓を彩る惣菜、老舗の和洋菓子、焼き立てベーカリー、銘酒を揃えるリカーショップまで多彩な専門店が軒を連ねています。特に夕方の帰宅ラッシュ時には、横浜駅を利用する通勤客で連日賑わいを見せています。
また、B2Fのレストランフロアには、昭和の地下街時代から愛され続ける老舗ラーメン店や洋食店をはじめ、行列の絶えない人気うどん店、本格寿司店などが勢揃いしています。一人で気軽に立ち寄れるカウンター席主体の店舗から、落ち着いて会話を楽しめるテーブル席完備のレストランまで、用途に応じて選べる選択肢の広さが魅力です。
迷わない!横浜駅西口地下街への行き方アクセスと定番の待ち合わせスポット
巨大ターミナル・横浜駅の地下構造は「日本のサグラダ・ファミリア」とも称されるほど複雑ですが、旧ダイヤモンド地下街(現ジョイナス地下)へのルートは非常にシンプルです。
JR線・京急線・東急東横線・みなとみらい線を利用する場合、「中央北改札」または「中央南改札」を出て「西口方面」へ直進します。正面のエスカレーターまたは階段を降りると、そこがすでにジョイナス地下1階のメインストリートです。相鉄線からは「2階改札口」直結のエスカレーターを利用するか、「1階改札口」から直接地下へ降りることができます。横浜市営地下鉄ブルーラインをご利用の場合は、西口方面改札から直結しています。
待ち合わせスポットとしては、地下1階中央通路沿いにある「ホテルオークラ直営カフェ」付近や、地下街入口付近の広場が定番です。地上に出て迷う心配がなく、雨の日でも濡れずに合流できる利便性から、多くの人々に利用されています。
東口「横浜ポルタ」との違いと相乗効果|横浜駅西口再開発の経緯と現在
横浜駅の地下空間を語る上で欠かせないのが、東口に広がる「横浜ポルタ」との関係性です。西口のジョイナス(旧ダイヤモンド地下街)と東口のポルタは、中央自由通路を挟んで対をなす存在として、横浜駅全体の回遊性を支えています。
西口のジョイナスが地域密着型のデイリーユースやアパレル・食料品に強みを持つのに対し、東口の横浜ポルタは「そごう横浜店」や「スカイビル」へのアクセス動線としての役割を担いつつ、トレンドスイーツやカジュアルダイニングが充実しています。
近年の「JR横浜タワー(ニュウマン横浜・シァル横浜)」開業をはじめとする西口再開発により、地下街一帯の動線はさらに整理され、駅周辺施設とのシームレスな接続が実現しました。歴史ある地下空間が最新の都市インフラと見事に融合し、街全体の回遊価値を高めています。
【横浜ダイヤモンド地下街】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:旧ダイヤモンド地下街の店舗の営業時間は何時までですか?
A1:2026年現在のジョイナス基本営業時間は、ショッピング・ダイヤキッチンゾーンが10:00~21:00、地下2階レストラン街(ジョイナスダイニング)が11:00~23:00となっています。一部カフェや早朝営業の店舗を除き、夜遅くまで食事や買い物が楽しめます。
Q2:かつてダイヤモンド地下街にあった店舗一覧や思い出の店は残っていますか?
A2:2015年の統合リニューアルに伴い店舗の入れ替えが行われましたが、地元で長く愛されている老舗洋食店や喫茶店、ベーカリーなど一部の店舗は装いを新たに営業を継続しています。最新のショップリストはジョイナス公式案内板やWebサイトで確認できます。
Q3:ダイヤモンド地下街商品券や旧ポイントカードは現在も使えますか?
A3:旧ダイヤモンド地下街発行の各種商品券や旧ポイントカードは、施設統合に伴う取扱期間終了に伴い、現在は利用できません。現在は「相鉄ポイント」などの最新共通ポイントサービスが導入されています。
まとめ:進化を続ける横浜駅西口地下街の未来と歩き方
「横浜ダイヤモンド地下街」という懐かしい呼び名は、現在「相鉄ジョイナス」という一つの大きな枠組みへと進化を遂げました。しかし、名称が変わっても、西口開発の原点として市民の生活を支えてきたDNAは、現在の活気ある空間にそのまま息づいています。
日々の食材探しに便利なダイヤキッチンから、多彩な食事が楽しめるレストラン街、そして雨の日でも快適に歩ける地下通路まで、その利便性は今なお向上し続けています。横浜駅西口を訪れる際は、半世紀の歴史と進化が詰まった地下街の魅力を改めて体感してみてはいかがでしょうか。 (出典: ダイヤモンド 地下街 横浜(Yahoo!ニュース))