BTS『Permission To Dance』手話の真相とエド・シーラン秘話

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BTS『Permission To Dance』手話の真相とエド・シーラン秘話
BTS『Permission To Dance』手話の真相とエド・シーラン秘話
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🎵 BTS『Permission To Dance』手話の真相とエド・シーラン秘話

2021年夏のリリース以来、世界中の人々に希望の光を灯し続けてきたBTSの世界的ヒットナンバー『Permission to Dance』。軽快なピアノリフと高揚感あふれるディスコポップサウンドに乗せて届けられた「踊るのに許可はいらない」というメッセージは、混迷を極めたパンデミック下の世界を力強く照らしました。

なかでも大きな話題を呼んだのが、サビのダンスにさりげなく組み込まれた「国際手話」の振り付けや、世界屈指のシンガーソングライターであるエド・シーランからの楽曲提供です。本作がなぜこれほどまでに国境や世代を超えて人々の心を揺さぶり、語り継がれる名曲となったのか。制作の舞台裏から歴史的な国連パフォーマンス、歌詞の深層までその全貌を紐解きます。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:サビに国際手話(「楽しい」「踊る」「平和」)を取り入れ、世界中のあらゆる人々へ届くインクルーシブなメッセージを発信。
  • 要点2:エド・シーランとの再タッグにより誕生した本作は、BTSの歴代楽曲のなかでも屈指のポジティブなエネルギーを放つ。
  • 要点3:第76回国連総会でのパフォーマンスやスタジアムツアーを経て、今なお世界中のファンに勇気を与えるアンセムとして定着。

【手話の真相】サビの振り付けに隠された国際手話のメッセージと意味

『Permission to Dance』のパフォーマンスにおいて最も象徴的なハイライトが、サビのクライマックスで見せるダンスブレイクです。激しいシンクロダンスで知られるBTSが、本作では誰もがその場で真似できる親しみやすいステップを採用しました。その中心に据えられたのが、「国際手話(International Sign)」を取り入れた3つの特別なジェスチャーです。

具体的にサビの振り付けへ組み込まれた手話の意味は以下の通りです。

「楽しい(Joy)」:親指を立て、他の指を少し曲げた両手を胸の前で上下に動かす動作(身体を掻くようなポジティブな躍動感)。
「踊る(Dance)」:左手を平らにしてステージに見立て、その上で右手の2本の指(人差し指と中指)を左右にリズミカルに動かす動作。
「平和(Peace)」:両手で「Vサイン(ピース)」を作る動作。

言語や聴覚の壁を越え、「楽しもう」「一緒に踊ろう」「平和を願おう」という想いを身体ひとつで表現したこのアプローチは、世界中のろう者コミュニティや世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長からも絶賛を受けました。単なるキャッチーなダンスにとどまらず、誰一人取り残さないというBTSの真摯な哲学が息づいています。

【楽曲制作秘話】エド・シーラン提供曲!BTS歴代楽曲の歩みと誕生の舞台裏

『Permission to Dance』は、2019年のアルバム『MAP OF THE SOUL : PERSONA』収録曲「Make It Right」に続き、世界的ポップスターのエド・シーランがBTSに楽曲提供した2度目のコラボレーションです。エド・シーランをはじめ、プロデューサーのスティーブ・マック(Steve Mac)やジョニー・マクデイド(Johnny McDaid)、ジェナ・アンドリューズ(Jenna Andrews)らが制作陣に名を連ねました。

デビュー初期のヒップホップ色豊かな反骨精神から始まり、内省的な葛藤を歌った『花様年華』シリーズ、そして世界を席巻した英語シングル『Dynamite』『Butter』に至るまで、BTSの歴代楽曲の制作経緯を振り返ると、彼らは常にその時代のリスナーが必要とする感情に寄り添い続けてきました。

「どんなに過酷な現実があっても、明日への希望と音楽を楽しむ心だけは誰にも奪えない」というエド・シーランのデモ音源に込められた温かなメロディを聴いたメンバーたちは即座に共鳴。7人のクリアなボーカルワークとRMの洗練されたアレンジが加わることで、BTSにしか表現できない極上のポップアンセムへと昇華されました。

【歌詞和訳・カナルビ】「踊るのに許可はいらない」前向きな言葉の真意

全編英語詞で構成された本作は、耳馴染みの良いフレーズと力強いアファメーションに満ちています。ファンが歌いやすいカナルビ(読み方)とともに、歌詞の主要部分の和訳を確認すると、彼らが伝えたかった核心が浮かび上がります。

サビ部分のフレーズ:
「'Cause when to fall, you know how to land
(コズ ウェン トゥー フォール、ユー ノー ハウ トゥー ランド)
Don't need to talk the talk, just walk the walk tonight
(ドント ニード トゥ トーク ザ トーク、ジャスト ウォーク ザ ウォーク トゥナイト)
'Cause we don't need permission to dance
(コズ ウィー ドント ニード パーミッション トゥ ダンス)」

【歌詞和訳】
「つまずいて倒れたとしても、着地の仕方なら分かっているはず。
あれこれ理屈を並べる必要はない、今夜はただ行動に移すだけ。
だって僕たちには、踊るための許可なんて必要ないのだから。」

「Talk the talk, walk the walk(口先だけでなく実行する)」という英語の慣用句を巧みに使いながら、「誰かの顔色をうかがうことなく、自分の意志で立ち上がり、前を向いてステップを踏み出そう」と語りかけるこの歌詞は、鬱屈とした日々を過ごしていた世界中の人々の背中を優しく押しました。

【世界が涙した国連総会】圧巻のパフォーマンスとMVロケ地の演出美

本作を語る上で欠かせない歴史的瞬間が、2021年9月にニューヨークの国連本部で開催された「第76回国連総会(SDGモーメント)」でのパフォーマンスです。「未来世代と文化のための大統領特別使節」に任命されたBTSは、総会議場でのスピーチを終えた直後、議場からスタートして国連ビルのロビー、そして青空が広がる屋外庭園へと歌い踊りながら駆け抜ける圧巻のステージを披露しました。厳格な国際政治の場を希望のステージへと一変させた映像は、全世界で数千万回以上再生される社会現象となりました。

また、広大な砂漠とどこかレトロなアメリカ西部のモーテルを想起させる公式ミュージックビデオ(MV)のロケ地は、韓国・仁川(インチョン)の永宗島(ヨンジョンド)周辺の干拓地やセットで撮影されました。MV内に登場する紫色の風船は「希望の回復と日常の再開」を象徴しており、配達員、オフィスワーカー、学生、高齢者など、様々な背景を持つ一般の人々がマスクを外して笑顔で踊る姿は、当時のネット上の反応でも「涙なしには見られない」と絶賛の嵐を巻き起こしました。

【PTD ON STAGE】熱狂のライブ配信情報と語り継がれる伝説のセトリ

この楽曲を冠したコンサートシリーズ『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE』は、2021年秋から2022年春にかけてソウル、ロサンゼルスのSoFiスタジアム、ラスベガスのアレジアント・スタジアムで開催され、世界中のARMY(ファンの呼称)を熱狂させました。

ソロコーナーを設けず、7人全員で最初から最後まで駆け抜ける構成となったライブのセットリスト(セトリ)は、まさにBTSの集大成と言える内容でした。

・オープニング:『ON』『FIRE』『DOPE』などの爆発的ナンバー
・中盤:『Blood Sweat & Tears』『Fake Love』『Black Swan』から『Boy With Luv』『Dynamite』『Butter』へ至るメガヒットメドレー
・本編ラスト〜アンコール:『Spring Day』『Mikrokosmos』、そしてフィナーレを飾る『Permission to Dance』

会場を埋め尽くした観客とオンラインライブ配信(Live Streaming)を通じて世界中でつながった数百万人のファンが、画面越しに同じ手話ダンスを踊った光景は、ライブエンターテインメントの新たな地平を切り拓いた瞬間として今も語り継がれています。

【BTS『Permission to Dance』】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:『Permission to Dance』の手話はどこの国の手話ですか?
A1:特定の国(日本手話やアメリカ手話など)に限定されたものではなく、国際的な交流の場で用いられる「国際手話(International Sign)」がベースになっています。そのため、世界各国のろう者や手話話者にその意味が伝わる工夫が施されています。

Q2:エド・シーランはBTSの他のどの曲を手がけていますか?
A2:2019年にリリースされたミニアルバム『MAP OF THE SOUL : PERSONA』の収録曲「Make It Right」を手がけています。エド・シーランがBTSの才能に惚れ込み、楽曲提供を打診したことから両者の深い交流が始まりました。

Q3:『Permission to Dance』のライブ映像はどこで視聴できますか?
A3:公式YouTubeチャンネル「BANGTANTV」での国連総会映像や公式クリップのほか、ロサンゼルス公演を収録した『BTS: PERMISSION TO DANCE ON STAGE - LA』がDisney+(ディズニープラス)などの主要配信サービスで独占配信されています。

まとめ:時代を超えて響く『Permission to Dance』の希望

『Permission to Dance』は、単なるグローバルチャートを制覇したポップソングという枠を超え、困難な時代に生きるすべての人々に向けられた「包括性と希望の賛歌」でした。国際手話を取り入れた温かいコレオグラフィー、エド・シーランとの国境を越えた音楽的共鳴、そして国連の舞台で見せた堂々たる姿は、BTSが真のグローバルアイコンである理由を証明しています。

「踊るのに許可はいらない」――そのシンプルなメッセージは、変化の激しい日常を生きる私たちに、いつでも自分らしく一歩を踏み出す勇気を与え続けています。 (出典: bts permission to dance(Yahoo!ニュース)