函館市熱帯植物園のサル温泉はいつから?冬の魅力と料金・アクセス徹底解説
津軽海峡に面した名湯・湯の川温泉の一角に佇む「函館市熱帯植物園」。真冬の北海道において、湯煙立ち上る温泉に恍惚の表情で浸かるニホンザルの姿は、いまや国内外の観光客を惹きつける冬の函館屈指の名物景観として定着しています。
厳冬期の寒風が吹き抜ける屋外サル山と、約300種3,000本もの熱帯植物が生い茂るガラス張りの大温室。この鮮烈なコントラストがもたらす唯一無二の体験を求め、多くの旅行者が足を運んでいます。2026年現在の最新施設データやサルの入湯期間、アクセス手順、現地を120%楽しむための実践的な見どころを余すところなくお届けします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:名物「温泉に入るサル」の実施期間は毎年12月1日〜翌年5月6日頃(ゴールデンウィーク最終日)まで。
- 要点2:入園料金は一般300円・小中学生100円と極めてリーズナブルで、無料駐車場(24台)も完備。
- 要点3:市電「湯の川停留場」から徒歩約15分、函館駅や函館空港からの路線バス直行ルートも充実し、冬の観光モデルコースに最適。
【2026年最新】温泉に入るサルはいつから?実施期間と生態の秘密
冬の函館観光で最大の関心事となるのが、サル山に温泉が注がれる正確なタイミングです。公式発表および現地の運用実績に基づくと、サル山のプールに源泉が注がれる期間は毎年12月1日から翌年5月の大型連休(ゴールデンウィーク)最終日までに設定されています。
もともとニホンザルは水に濡れると体温が奪われるため、本来は水に入りたがらない習性を持ちます。しかし、湯の川温泉の豊富な源泉熱を利用し、1971年の開園当初に飼育員がプールの水を温めたところ、厳しい冬の寒さをしのぐ手段としてサルたちが自発的に湯へ浸かるようになりました。今では子ザルから長老ザルまで、湯船で毛づくろいを交わしながら目を細める愛らしい姿が観察できます。
例年、真冬日(最高気温が0度未満)が続く1月中旬から2月下旬にかけてが入湯のピークであり、雪が舞い散るなかで湯煙に包まれる風情あるシーンに出合える確率が最も高くなります。

函館市熱帯植物園の基本スペック|料金・営業時間・駐車場一覧表
旅行計画を立てるうえで押さえておくべき主要データを一覧表にまとめました。公営施設ならではの圧倒的なコストパフォーマンスが際立っています。
| 項目 | 施設詳細・公式データ | 一般的な観光施設相場 | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| 入園料金 | 一般 300円 / 小中学生 100円(未就学児無料) | 800円〜1,500円程度 | 公営ならではの破格設定。家族連れでも負担が少ない |
| 営業時間 | 9:30〜18:00(11月〜翌3月は9:30〜16:30) | 9:00〜17:00前後 | 冬期は閉館が16:30と早いため日中の訪問が必須 |
| 定休日 | 12月29日〜1月1日(年末年始以外は無休) | 週1回定休が多い | 年末年始の4日間を除き、冬季観光シーズンも営業 |
| 駐車場 | 普通車 24台(完全無料) | 有料(500円〜1,000円) | 無料だが台数が限られるため週末や連休は満車に注意 |
| 標準所要時間 | 約45分〜1時間30分 | 1〜2時間 | 湯の川温泉の散策や足湯巡りと組み合わせやすい規模感 |
現場取材で見えたリアル|エサやり体験と温室の隠れた見どころ
サル山を訪れたら外せないのが、園内で販売されている「サルのエサ(1袋100円)」を使ったエサやり体験です。来園者がエサ袋を手にした瞬間、サル山の上段から熱烈なアピールが始まります。手を叩いてアピールするサル、両手を広げてキャッチの体勢をとるサルなど、個体ごとの豊かなパーソナリティが来園者を和ませます。
氷点下の屋外で身体が冷えた後は、ガラス張りの温室へ入館します。温泉熱を活用して常に適温が保たれたドーム内には、ブーゲンビリアやハイビスカス、パパイヤ、バナナなど南国特有の植生が広がります。館内には人間用の「足湯コーナー」も整備されており、歩き疲れた足を源泉の温もりで癒やす贅沢なひとときを過ごせます。タオルを持参しておくとスムーズに利用可能です。
なお、夏季(4月下旬〜10月)には敷地内の「水の広場」が開放され、浅瀬の水遊び場として地元の家族連れで賑わいますが、冬季は凍結防止のため閉鎖されています。

アクセス徹底比較|市電・路線バス・レンタカーの最適解
函館市熱帯植物園は、湯の川温泉街の海岸線沿いに位置しています。主要ターミナルからのアクセスルートを比較し、旅程に応じた最適な移動手段を解説します。
【函館市電を利用する場合】
函館駅前停留場から「湯の川行き」に乗車し、終点「湯の川停留場」で下車(所要約33分・運賃260円)。電停から植物園までは徒歩約15分です。情緒ある温泉街の風情を眺めながら歩くのに適していますが、冬期の積雪路面では足元に注意が必要です。
【路線バス(函館バス)を利用する場合】
函館駅前バスターミナルから「熱帯植物園前」行きに乗車すると、乗り換えなしの約20分で施設目の前に到着します。また函館空港からも「とびっこ号」などの路線バスで湯の川温泉エリア(所要約10分)へダイレクトにアクセスできるため、飛行機到着直後やフライト直前の観光スポットとしても非常に優れています。
一般に知られていない盲点とネットの誤解
SNSや口コミサイトで散見される情報の中には、現場の実態とやや乖離した誤解も見受けられます。来園前に以下の2点を把握しておくとトラブルを回避できます。
誤解①「すべてのサルが一日中温泉に入りっぱなしである」
実際には、湯に入るサルと全く入らないサルが明確に分かれています。群れの中の力関係や個体の好みにより、湯船の縁で日向ぼっこを好む個体も存在します。また、天候が穏やかで気温が高い日は入湯率が下がる傾向にあります。
誤解②「大型の動植物園並みに何時間も過ごせる」
函館市熱帯植物園はコンパクトでアットホームな地域密着型施設です。広大なサファリパークのような規模を想像していくと、短時間で見終わってしまい物足りなさを感じる場合があります。周辺の湯倉神社や足湯スポット、温泉宿の日帰り入浴と組み合わせるプランニングが満足度を高める鍵です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
旅程の優先順位を明確にするために、以下の基準を参考にしてください。
【強くおすすめできる旅行者】
・冬の函館ならではのユニークで心温まるシャッターチャンスを求めている方
・湯の川温泉街の宿泊客で、チェックイン前後やすきま時間に気軽に立ち寄りたい方
・小さな子ども連れで、入園料を抑えつつ動物とのふれあい(エサやり)を楽しみたいファミリー
【慎重に検討すべき旅行者】
・1箇所で半日以上じっくり過ごせる巨大テーマパークを期待している方
・真冬の屋外見学が極度に苦手で、完全屋内の観光施設のみを巡りたい方

湯の川温泉を満喫する冬の1日観光モデルコース
函館の冬を満喫するための、熱帯植物園を組み込んだ実践的な周遊ルートをご提案します。
【午前:10:30〜】
函館駅前から市電またはバスで湯の川エリアへ移動。「函館市熱帯植物園」に入園し、サル山の観察とエサやり体験、温室散策と足湯を満喫(所要約1時間)。
【昼食:12:00〜】
温泉街の名店で函館名物の塩ラーメンや海鮮丼を堪能。
【午後:13:30〜】
湯の川温泉発祥の地とされる「湯倉神社」へ参拝。温泉街の足湯(湯の川温泉足湯「湯巡り舞台」)に立ち寄りつつ、老舗和菓子店で銘菓を購入。
【夕方:15:30〜】
市電で元町・函館山ロープウェイ方面へ移動し、世界三大夜景と称される函館山からの極上夜景を鑑賞。
【函館 市 熱帯 植物園】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:冬以外の季節に行ってもサル山は見られますか?
A1:はい、ニホンザル自体は年間を通じて屋外サル山で飼育されており、エサやり体験も年中楽しめます。ただし、プールに温泉が張られるのは12月1日〜5月上旬の冬季限定となります。
Q2:車椅子やベビーカーでの利用は可能ですか?
A2:園内はほぼ平坦な構造になっており、大温室内もスロープが整備されているため移動可能です。ただし冬期の屋外サル山周辺は路面が凍結している場合があるため、足元には十分ご注意ください。
Q3:温室内の足湯を利用する際、タオルの貸し出しはありますか?
A3:園内でのタオル無料貸出は行っていないため、ご自身でハンドタオルを持参されることを推奨します(窓口等での簡易販売が行われる場合もあります)。
まとめ:冬の函館旅を豊かに彩る癒やしの名所
湯けむりの向こうで目を細めるサルたちの姿と、真冬の寒さを忘れさせる温室の緑。函館市熱帯植物園は、大規模なアミューズメント施設とは一線を画す、どこか懐かしく温かな魅力に満ちています。
一般300円という手頃な料金でこれほど表情豊かな冬の風物詩を間近に体感できるスポットは全国的にも稀少です。アクセス手段と開園時間を事前に確認のうえ、湯の川温泉の旅程にぜひ組み込んでみてください。 (出典: 函館 市 熱帯 植物園(Yahoo!ニュース))